早めの「熱中症対策!」~熱中症?と感じたら… | 八尾市をはじめ大阪府/京都府/奈良県/兵庫県エリアの派遣のお仕事、求人情報

飯田サポートシステム

早めの「熱中症対策!」~熱中症?と感じたら…

“7/12 熱中症で全国で769人が搬送される”

いきなり猛暑が始まりました。
7月12日、午後8時現在、NHKが各地の消防などに取材してまとめたところ、熱中症とみられる症状で全国で少なくとも769人が病院に運ばれ、2人が死亡し、2人が意識不明の重体となっています。 (山口県を除く46の都道府県で、少なくとも769人。都道府県別では、埼玉県が75人と最も多く、次いで愛知県が59人、千葉県が50人、北海道が46人などとなっています。)

このうち、北海道で正午過ぎに農作業をしていた83歳の女性が、埼玉県では午後4時前に95歳の女性が自宅で意識を失っているのが見つかり、病院に運ばれましたが死亡しました。

また、奈良県で80代の女性が、富山県で98歳の男性が、いずれも意識不明の重体となっています。

熱中症とは?

  “熱中症は家の中でもおこります。熱中症の症状を感じたら、早めの対策が必要です。”

「熱中症」とは、室温や気温が高い中で、体内の水分や塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、体のだるさ、ひどいときには、けいれんや意識の異常など、暑い環境で生じる健康障害のことで、次のように4つに分類されています。

1.熱失神
<特徴>めまい・一時的な失神・顔面蒼白
<対策>涼しい場所に運び、衣服をゆるめて寝かせ、水分を補給すれば通常は回復します。

2.熱けいれん
<特徴>筋肉痛・手足がつる・筋肉がけいれんする
<対策>生理食塩水(0.9%の食塩水)を補給すれば通常は回復します。

3.熱疲労
<特徴>全身倦怠感・悪心、嘔吐・頭痛・集中力や判断力の低下
<対策>涼しい場所に運び、衣服をゆるめて寝かせ、水分を補給すれば通常は回復します。

4.熱射病
<特徴>体温が高い・意識障害・呼びかけや刺激への反応がにぶい・言動が不自然・ふらつく

『死の危険のある緊急事態です。集中治療のできる病院へ一刻も早く運ぶ必要があります。』

<対策>※すぐにすること!!
◎すぐに全身に水をかけたり、濡れタオルをあて全身を冷やす。
◎首すじ、脇の下、大腿部の付け根などの大きい血管を水やアイスパックで冷やす。
◎足を高くし、手足を末梢から中心部に向けてマッサージする。

nettyuusyo04
出典:文部科学省、(独)日本スポーツ振興センター、熱中症を予防しよう―知って防ごう熱中症―(熱中症対応フロー)

<関連記事>
●“熱中症予防”をしましょう☆1週間で熱中症搬送人数が3058人に!
●熱中症対策!簡単☆経口補助水の作り方♪hosui+lemon