・大阪府で「はしか(麻疹)」が流行しています!!
連日の報道で皆さんもご存知かと思いますが、現在、大阪府では「はしか(麻疹)」が流行しています。
2018年のはしか(麻疹)の累積報告数は全国282人。大阪府では15人でした。2019年に入り、大阪府の報告数は2月5日時点で既に38人となり、昨年1年間の報告数を超えています。はしか(麻疹)は感染力が強く、免疫がない場合はほぼ100%感染すると言われています。
◆はしか(麻疹)の症状とは?◆
はしか(麻疹)は、感染後に潜伏期10日~12日を経て発症します。38 ℃前後の発熱が2日~4日間続いたのち、一旦少し解熱した後に再び高熱が出て、耳の後ろから首、額に発疹が出現し、翌日には顔面、体幹部、上腕に、2日後には四肢末端にまで広がります。発疹が全身に広がるまで、39.5 ℃以上の発熱が3日~4日間続きます。その後、解熱し、全身状態も回復しますが、発疹は色素沈着がしばらく残ります。合併症のないかぎり7日~10 日後には回復しますが、体力等が戻って来るには結局1ヶ月位を要することも珍しくありません。
予防にはワクチン接種が有効です。はしか(麻疹)罹患歴や予防接種歴が明らかでなければ予防接種を検討しましょう。
◆予防接種に関するお問い合わせ◆
http://www.pref.osaka.lg.jp/iryo/osakakansensho/yobousessyu.html