・お盆休み!ご先祖さまへの正しい供養の仕方ご存知ですか?
社会人にとってはついつい夏休みだと解釈されがちなお盆ですが、本来お盆とはご先祖様がこの世に戻ってくる期間を指しています。
私達はそのお盆中にご先祖様をお迎えし、供養します。
供養について昔は先祖代々受け継いできましたが、核家族化が進んできた近年では意外と知らない方が多いのではないでしょうか。
持ち物や基本的マナーを知っておくことで、大切なご先祖さまに心を込めて供養をしてあげることができます。
ここでお墓参りの基本的マナーをご紹介します!
お墓参りの正しいマナーとは?
お墓参りのやり方に“こうでなければいけない”という正解はありません。
家族のお墓、親戚のお墓、友人のお墓など、お参りに行く先によって宗派やその家の慣習に違いがありますので、基本の流れや一般的な作法だけ頭に入れておけばよいでしょう。
先祖や故人を思う気持ちを大切に、気軽にお墓参りに出かけましょう。
お墓参り(供養)ってどんなことをするの?
仏教において、五供(ごく)をお供えして合掌することが供養の基本となっています。
五供とは、香・花・灯燭・浄水・飲食のことを指します。
5つをお供えするのが理想ですが、気持ちが込もっていればすべて揃っていなくても構いません。
いつ墓参りに行けばいいの?
お墓参りに行く時期に特に決まりはありません。
春彼岸、お盆、秋彼岸、故人の命日、回忌法要などにお墓参りに行く方が多いですが、思い立った時にいつ行ってもよいものです。
お墓が遠方にある場合は、年末年始・お盆・ゴールデンウィークなどの長期休暇に合わせて帰省し、お墓参りに足を運ぶという方も多くいらっしゃいます。
就職、結婚、出産など、人生の節目の時に故人への近況報告を兼ねてお墓参りをするのもよいでしょう。
服装はどうしたらいいの?
“故人に逢いに行く”といった感覚のカジュアルな服装でOKです。
お墓のお掃除を行いますので、動きやすい地味めの普段着がよいでしょう。
派手な色やデザインは避けるなど、他の墓参者への配慮をしていれば問題ありません。
墓地内に芝生や砂利道がある場合は、女性のピンヒールは危ないので、歩きやすい靴が安心です。
お坊さんを呼んで回忌法要などを行うような特別な時だけ、礼服や黒のスーツを着用します。