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・『鬼は外!福は内!』節分の”豆”知識

節分まで2週間余りとなりました。

神社では節分の縁起物作りがピークを迎えているようです!!

そこで今回は、節分の豆知識をご紹介します。

 

  2020年 恵方巻の方角

今年の恵方巻きの方角は、『西南西やや右』です。

「西南西」自体どの方角かわからないと思いますが、 感覚としては『ほぼ西だけど、わずかに南より(向かって左)』といったところです。

 

  恵方巻きの正しい食べ方

恵方巻きを食べるポイントは以下の3つです。

 

■切らずに食べる
■恵方の方角を向いて食べる
■黙って願い事を思い浮かべながら食べる

 

恵方巻きは食べやすいように切って食べたいところですが、 そうではなく、切らずに1本をそのまま食べましょう。

これには「縁を切らない」というような意味があります。

 

  恵方巻きの起源・由来

その起源は様々な説があり、はっきりしていませんが、 時代としては『江戸時代末期』ではないかとされています。

大正時代から戦前には、 大阪の一部の地域で節分に恵方巻きを食べる風習が定着していたことが確認されています。

戦後に一度廃れてまた復活したり、 大阪を中心に色々あり段々大きくなっていき、1970年代にメディアで報じられ関西まで広がりました。

はじめは大阪と兵庫県の『ファミリーマート』が先駆けとなり、 全国的には『セブンイレブン』が1989年に広島で販売し、翌年から地域を拡大していき、 1998年に全国まで普及したのです。

これにとどまらず、 今ではコンビニは“春の恵方巻き”、“夏の恵方巻き”、“秋の恵方巻き”など恵方巻きの風習を拡大したり、 太巻きだけではなくロールケーキなども販売するようになりました。

 

  豆まきの由来

節分は春を迎える立春の前日であり、 「季節の分かれ目」と意味があります。

昔は冬から春になるのを新たな1年と捉えて、 今で言う『大晦日』のような意味合いがありました。

季節の変わり目には邪気が入りやすいとされ、 新たな1年の前に邪気を払うために色々な行事が昔から行われており、 その一つが豆まきなのです。

豆は「穀物の精霊が宿っている」として神聖なものと見られていたので、 豆まきだけでなく、神事にもよく使われていました。

また、魔を滅するという『魔滅(まめ)』という漢字が当てられ、 豆をまくことで鬼を追い払う(魔を滅する)という風に言われています。

さらに、「鬼が出たとき、毘沙門天のお告げで豆をまいて鬼を退治した」という逸話もあります。