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・節分の由来は?豆まきと恵方巻を食べる意味って何?

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暦の上で、冬から春へ季節が変わるとされている2月3日の節分。
今年も各地の寺社などで、鬼を追い出す「追儺(ついな)」の儀式や厄払いの祈願、豆まきなどのイベントが行われます。
八尾市では、2月2日(金)に久宝寺緑地で節分祭(13時半~)があり、2月3日(土)には、八尾天満宮(19時半~)と許麻神社(19時~)で節分の鬼追い式(追儺)があります。
ご家庭では「鬼は外!福は内!」と豆まきをしたり、恵方巻を食べる習慣がありますが、意外と知らないその由来や意味をご紹介します!

 

  節分の由来は?

節分とは本来、季節が移り変わる節日を指し、立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日を指すもので、1年に4回ありました。
その中でも、厳しい冬の季節を乗り越えた後の立春は1年の始まりとして特に尊ばれ、次第に「節分」と言えば立春(2月4日頃)の前日である2月3日のみを意味するようになりました。

旧暦で立春を新年と考えると、節分は大晦日にあたります。
古代中国では、大晦日にあたる節分に旧年の厄や災難を祓い清める「追儺」、「鬼遣(おにやらい)」という鬼を追い払う邪気祓いの行事が行われておりました。これが奈良時代に日本に伝わり、平安時代には宮中行事として取り入れられ、やがて民間へと広まり定着していきました。

 

 「鬼は外!福は内!」と 豆まきする意味は?

節分になぜ豆まくのかについては諸説ありますが、五穀には生命力と魔よけの力があるという説や京都の鞍馬山の鬼が出た時に毘沙門天のお告げにより豆を投げたところ、「鬼の目(魔目=魔滅=まめ」に当たって退治できたからという説などがあります。
豆をまきに使う豆は、炒った豆でなくてはなりません。生の豆を使うと拾い忘れた豆から芽が出てしまうと縁起が悪いからです。

「鬼は外!福は内!」という掛け声は、邪気=鬼を払って福を呼び込むということですが、その土地や地域によって「鬼は外!」というフレーズを言わなかったりします。たとえば成田山新勝寺では、「福は内!」と掛け声をかけます。ご本尊の不動明王の力がとても強力のため、敢えて鬼を外に払う必要がないからです。

 

  恵方巻を食べる意味は?

旧暦の新年~2月2日までは前年の運勢が継続しているとされていたため、新しい運勢が始まる節分にゲン担ぎとして恵方巻が食べられるようになりました。「巻く=福を巻く」、切らずに一人一本食べることで「縁を切らない」という意味が込められており、また、見た目が黒い棒に見えることから「鬼に金棒=鬼の金棒を食べて鬼を退治する」という意味もあるのだとか。

「恵方」は、その年の幸福をつかさどる歳徳神(としとくじん)様のいる方角で、吉方位となります。無言で食べるのは、途中でしゃべってしまうと運が逃げてしまい、縁を切らないようにお願いする…などの理由からです。


2018年・平成30年の恵方は、「南南東」です!

今年の節分には豆まきと恵方巻を食べて、鬼=厄を退治してたくさんの福を呼び込みましょう!!

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